パッド印刷とは?

パッド印刷とは、凹版上にあるインクを、シリコンパッドに一旦転写し、インクが転写されたシリコンパッドを実際の印刷対象に押し付けることで最終的な転写を行う印刷方法です。

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パッド印刷の特徴

平面のほか、曲面や凹凸面にも印刷可能です。また、インクの乾燥も早く、連続印刷(多色印刷・重ね打ち)も可能です。ヒカリシルクでは、主に曲面部分への名入れ印刷に使用しています。

素材対応表

素材 シルク印刷 パッド印刷 昇華転写印刷 インクジェット印刷

白や淡い色の
ポリエステル生地
×
プラスチック
主に塩ビ、アクリル

ポリエステル加工されたもの
金属
ポリエステル加工されたもの
×
陶器
ポリエステル加工されたもの
×
ガラス ×
その他 お問い合わせください
〇:印刷可  △:場合により印刷可  ×:印刷不可

形状対応表

形状 パッド印刷 回転シルク印刷
凹凸
×
曲面(一部分)
名入れ、ロゴ入れなど
曲面(広範囲)
タンブラー、ボトル、マグカップなど
×
棒状
ボールペン、ペンライト、
レーザーポインターなど
球面
ゴルフボール、マウスなど
×
その他 お問い合わせください
〇:印刷可  △:場合により印刷可  ×:印刷不可


パッド印刷でできること

平面シルク印刷ではできない曲面や球面への印刷

  • ボールペンなど棒状のものへの印刷(レーザーポインター、ペンライト)
  • 3D曲面や球面への印刷(ゴルフボール、マウスなど)
  • 突起があり平面シルク印刷では版をセットできない加工物への印刷(突起のある電装部品やブラケット品など)
  • コップや容器のR状の面への文字やロゴ入れ(コップやグラスなど)
  • キーボードのスイッチ部分や、突起した表面にRがあるボタンへの印刷など

マウス(3D曲面)

樹脂盛り印刷